デカドロンを使った不妊治療の目的と私が感じた効果
私は、不妊専門のクリニックへ転院してから、デカドロンというステロイド剤を使った薬の服用をしながらタイミング法を行なっていました
今回そのことについてまとめてみたいと思います
- ▼デカドロンとは?
- ▼不妊治療でデカドロンは何のために使うの?どんな効果があるの?
- ▼私がデカドロンを使うことになった経緯
- ▼デカドロンを服用したら卵胞が順調に育って排卵がスムーズになった?
- ▼副作用はなかった?
- ▼まとめ
▼デカドロンとは?
ステロイド剤の一つです
この薬の作用と効果について
合成副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)製剤で、炎症やアレルギー症状を改善する作用や、免疫反応を抑える作用などさまざまな働きがあります。
通常、免疫疾患、アレルギー疾患、炎症性疾患など、広い範囲の疾患に用いられますが、病気の原因そのものを治す薬ではありません。
初めてデカドロンを処方されたとき、薬の作用のところに不妊治療関連のことが全然載ってなくて「大丈夫かな?」と不安になりました
▼不妊治療でデカドロンは何のために使うの?どんな効果があるの?
以前、処方箋を持ってデカドロンを処方してもらうために薬局へ行った時に、薬剤師の方から不妊治療でデカドロンはどういう目的で使うのか聞かれたことがあり、あまりない珍しいことなのかな?と思ってしまいました
クリニックの先生によると、女性の体内に男性ホルモンが多すぎると、女性ホルモンのバランスが悪くなり、卵胞が成熟せず育ちにくくなり、排卵障害を引き起こしたりする可能性があるとのことでした
なので、ステロイド剤であるデカドロンを服用することで、多くなりすぎた男性ホルモンを抑え、卵胞の成長を促し、排卵しやすくするそうです
▼私がデカドロンを使うことになった経緯
転院してから、採血で男性ホルモン値(テストステロン)が少し高いということが判明しました
肝心な数値は申し訳ないですが覚えていませんm(__)m
ちなみに基準値は8〜85ng/dlらしいです
思い返せば、以前のクリニックでクロミッドを2錠飲んでいたにもか関わらず、卵胞の成長が遅すぎることも何度かあったなーと思いました
やはりそれは男性ホルモンが多かったからなのでしょうか・・・
▼デカドロンを服用したら卵胞が順調に育って排卵がスムーズになった?
排卵(したであろう)日は、体温があがり高温期に入った日の前日としています
月 |
排卵(したであろう)日 |
排卵日に近い卵胞の大きさ(測定日) |
|
2月 |
D18 |
18.5mm(D16) |
1錠 |
3月 |
D18 |
17.5mm(D17) |
使用せず |
4月 |
D13? |
26.5mm(D13) |
2錠 |
5月 |
D20 |
22mm(D20) |
2錠 |
6月 |
D19 |
11mm?(D19) |
2錠 |
7月 |
D15 |
27mm(D15) |
0.5錠 |
8月 |
D16 |
10.5mmと12mm(D10) |
0.5錠 |
9月 |
D17 |
16mmと13mm(D13) |
0.5錠 |
10月 |
D15 |
16mm(D12) |
0.5錠 |
この表がデカドロンの薬の効果を示す参考のデータになるのか分かりませんが。。。
(少し見づらい表でごめんなさい)
デカドロンを服用し始めてから、クロミッドは減量になったにも関わらず、卵胞がスムーズに育つようになり、排卵予定日にあたりで排卵もされるようになりました(個人の見解です)
デカドロンってすごい!と感じました
▼副作用はなかった?
デカドロンには主に、 満月様顔貌、食欲増加、体重増加、むくみ、不眠などの副作用があります
しかし、私はD5から10日間、0.5mgを1日1錠の服用で少量だったため、特に気になる副作用はありませんでした
デカドロンのようなステロイド剤は、長期間にわたって大量に服用すると副作用が出やすくなるそうです
▼まとめ
・不妊治療でステロイド剤のデカドロンの使用は、体内で多くなった男性ホルモンを抑え、卵胞の成長を促し、排卵をスムーズにする効果があります
・私は、転院してからクロミッドは0.5錠の服用になりましたが、デカドロンの服用により卵胞がスムーズに育ち、排卵予定日近辺で排卵されるようになりました