婦人科と不妊専門クリニックを比較してみた
私は、約8カ月間、婦人科での不妊治療をしていました
そしてその後、不妊専門のクリニックへと転院しました
(合わせて読んでみてください↓)
結論から言うと、私は不妊で悩んでいるのなら
不妊治療の専門のクリニックでの治療をオススメします(特に小さい婦人科クリニックならなおさら)
今回、婦人科と不妊専門のクリニックでの不妊治療の違いをあげ比較し、なぜ不妊専門のクリニックがいいのかまとめてました
※これから書くことはあくまで、私が両方で治療を受けた経験をもとに思った一個人の意見や感想です
決して婦人科のクリニックの不妊治療を批判しているのではありません
▼クリニックの雰囲気
●婦人科のクリニック
婦人科は、若い方から年配の方まで、いろいろな年代の方々が受診します
もちろん、中には妊娠している方もいます
不妊治療が長くなっていくとどうしても妊婦さんを見ると羨ましいと思ってしまいます
また妊婦さんを見れないという方ももちろんいます
私も以前、婦人科で不妊治療をしていた時
私の診察前に、妊婦健診で受診をされていた方がいて
診察室から胎児の心音が待合室まで聞こえてきて
うらやましい気持ちと
こんなに頑張っているのに自分はまだ子どもができないという辛さが生じました
また、内診室へ入ると
たまに自分の前に診察していた人の画像がモニター上に残っている時もあり(プライバシー的にどうなのかと思ってしまいますが)
それに写っているのは
赤ちゃんがいる子宮の画像
私が見るのは、卵胞の画像
この違いになんだか切ない気持ちになりました
●不妊専門のクリニック
クリニックにいるのは、みんな同じ不妊で悩んでいる方々です
また、不妊専門のクリニックは基本、子どもを連れて行くことはできない所が多いので
精神的に小さい子を見るのがつらいという方などにとっては、ゆったりとした気持ちで受診をすることができます
▼先生
●婦人科のクリニック
私が行っていたクリニックでの個人的な感想になりますが
いろいろな方が受診しているので、先生も忙しそうで(特に1人しか先生がいないクリニックなら)
あまり、ゆっくり時間を取って話を聞いてもらえる雰囲気がありませんでした
また、治療に対する説明もあまりもらえず
とりあえず、先生から一方的に提案された治療に従って治療を受けていました
●不妊専門のクリニック
不妊専門のクリニックは
待ち時間が長い分、検査結果や治療に関してとても詳しく説明をしてくれます
また、こちらの悩みや不安もよく聞いてくれ、それに対するアドバイスなども的確にしてくれます
そして何より、不妊治療専門の先生は不妊症の患者さんを多く相手にし、診察しているため
知識が特にとても豊富だなと実感しました
▼検査内容
●婦人科のクリニック
私の行ってたクリニックでは
不妊治療の検査として黄体ホルモン値と通水検査、フーナーテストくらいしか検査がされませんでした
結果、全て問題なしと言われました
●不妊専門のクリニック
転院してから、採血で初めて男性ホルモン値が高いことが判明しました
また、卵管造影検査を受けると、両側ともに通ってはいるが、やや狭くなっている状態かもしれないということがわかりました
そして、初めてクラミジア検査も受けました
すると、クラミジアに感染していたことも判明したのです
精液検査は、異常ありませんでした
やはり、専門のクリニックだと
より詳しく検査をしてもらえるのでいいなと感じました
▼治療
●婦人科のクリニック
特に小さなクリニックでは、不妊治療としてタイミング指導までしか行われていない所もあるかと思います
私の通っていたクリニックはそうでした
なので、今後ステップアップするとなるとどちらにしろ専門のクリニックへ転院する必要がありました
●不妊専門のクリニック
同じクリニック内でタイミング治療はもちろん、人工授精、体内受精など治療のステップアップができるため、ステップアップするための転院をする必要がありません
▼おわりに
私は、この4つの項目で比べてみると
不妊専門のクリニックでの治療をオススメしたいです
特に、クリニックの雰囲気で、妊婦さんや小さい子どもを見るのが精神的に辛いという方にとってはオススメできます
でも、はじめに述べたように、私の経験上での意見です
もちろん婦人科のクリニックでも
不妊治療に優れたクリニックはたくさんあると思うので、口コミなどを参考にして、受診されるのをオススメします